OUR STORY

「美味しい」ではない、
「美しい味」の茶を多くの人へ

「茶」は、日本において約1300年の歴史をもつ飲み物です。仏教と共に神秘的な存在として受け継がれてきたと同時に、江戸時代後期には人々の日常に欠かすことのできない一服の役割も果たしてきました。「茶」からは日々の生活に根ざした上質な味わいや、日本文化のみならず東洋の思想や美意識を感じることができます。

茶を飲むという習慣は、目まぐるしく変わる時代にあって惰性に流されることのない今を感じ、自分を見つめ直す機会を生み、人々に心の和らぎを与えてくれています。そんな時を満たす “美しい茶”のあり方を追い求めることが私たちの目指すものです。

“美しい茶”とは、茶をとりまくヒトやコトの調和がとれたもの。茶を飲む人も作る人も大切にし、その人の心の映し鏡となりいつでも満足のいく味わいと非効率的であっても妥協しない茶葉への思いが無理なく両立した茶づくりです。この思いを大切にした美しい茶をより多くの人へお届けしたいと思っています。

 

EPISODE :01

思いでつながる茶畑仲間

EN TEAの拠点は、佐賀県と長崎県の境にある九州の里山にあります。このあたりは昔、肥前国と呼ばれており、日本で初めて緑茶が生産された地域のひとつといわれています。そのため、周囲には伝統的な栽培や製茶技術をもつすばらしい茶農家が多く存在します。私たちは「単一農園茶」にはこだわらず、同じ思いをもった茶農家の方々とつながり、茶の本質的な楽しみを、新しい解釈で文化としてこの地域一帯から広めていくことに力を入れています。

日本全国の茶文化発展を目指す作り手と共に切磋琢磨しながら、安心・安全な茶葉づくりによる美しい味の茶を広めていきたいと思っています。

EPISODE :02

理想とする味へのアプローチ

多くの人がもっているイメージとして、「良い茶葉=美味しい」がありますが、本来、美味しい茶を飲むためには、素材や道具、技術(淹れ方)が大切です。EN TEAはこの3つの要素に対し、私たちのできる限りの手間隙をかけ、飲む人がそれぞれのシーンで満足する「美味しい」を提供していきたいと考えています。それが私たちの目指す美しい味です。

素材

自然と向き合い育てられた茶葉

他の農作物と同様、茶においても人工的な農薬、肥料を使った栽培が多くを占めています。現在はそうした栽培方法に疑念をもち、やり方を一から見直して非効率的であったとしても飲む人の期待に応える丁寧な作り手が増えてきました。私たちも人の手、自然の恵みを感じられる茶葉を届けることに重点を置いています。

道具・技術

状況に左右されず茶葉を生かした飲み方ができる

本来、茶器の良し悪しや淹れ方によって茶の味わいは大きく変わります。茶葉の魅力を引き出すには、道具の機能性や淹れる人の抽出技術が必要だからです。ただ茶葉を生かす飲み方をマスターするには、コストや時間がかかってしまう……。さらに、茶葉の魅力の細部まで再現したいとなると、基本の抽出方法からの工夫が求められます。そんな個人の茶の楽しみ方におけるハードルをなくすべく、EN TEAは誰でもいつでも美味しく淹れられるティーバッグに着目しました。ティーバッグの検証を繰り返しその可能性を具現化した商品をメインにご提案しています。安全・安心かつ優れた抽出性で、再生可能な植物を原料とする「ティーロード®ソイロン®」という日本ではまだ希少な素材を用いたティーバッグで淹れることを前提に、茶葉のブレンドや仕上げ方を工夫し、商品化しています。

 

EPISODE :03

どのシーンにも溶け込むものを

EN TEAの茶葉やノウハウは特別な体験を求めるゲストが訪れる老舗宿泊施設や飲食店、人生をより豊かにしたいと願う人々のプライベート空間やオフィスで楽しんでいただいています。そこに至った背景には、晴れの日と日常を横断しながら創ってきた私たちだからこそできるスタイルと、あらゆるシチュエーションへの対応力が大きく関わっています。

 

EN TEAが彩るさまざまなシーン

  • OUTDOOR

    外の空気と

  • CAFE&HOTEL

    生活とおちゃ

  • GIFT

    ちょっといいEN TEA

  • RECIPE

    EN TEAを使ったレシピ