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茶の1年

 

 

春期

 

[ 3月 ] 新茶の土つくり 新茶に向けて土つくりを始めます。芽吹くために、根の活動も活発になってくる時期。土の中の養分を多く吸収できると品質の高い緑茶になります。多量に肥料を撒き過ぎると土壌のバランスが悪くなるので、肥料の量や成分、タイミングなどを土壌分析を元に調整し、バランスよく肥料を撒いていきます。

[ 4〜5月 ] 新芽の生長期、茶摘み(新茶) の季節が到来です。桜が開花する同じ時期に新芽が芽吹き始めます。約35日後には摘み取れるまで成長し、摘み取った茶葉は直ぐに緑茶へ加工します。この時期を待ちに待った農家さんたちは寝るのも忘れ、お茶作りに精を出す一年で最も活気のある時期です。茶摘みを終えると直ぐに、2番茶の準備に向けての準備が始まります。

 

 

夏期

 

[ 6〜7月 ] 来年の新茶準備 2番茶の摘み取りが6月中旬頃から始まります。梅雨時期で雨も多く、晴れ間を狙いながら摘み取り加工します。2番茶の摘み取りが終わると直ぐに来年の新茶に向けた茶畑の管理を始めます。

[ 8〜9月 ] 茶葉の生長期 梅雨も明けて夏本番。茶樹も勢いを取り戻し、茶葉もグングン伸びていきます。しかし、この時期には害虫となる虫も多く発生して、時には生長した茶葉を傷つけることが多くなります。茶葉は傷つくと生長が出来ずに、場合によっては元気がなくなってしますので要注意です。

 

 

秋期

 

[ 10月 ] 根の生長期、秋整枝 1年で最も根の生長が盛んな時期になります。土に蓄えられた養分をしっかり吸収し、来年の新茶の芽が育ってきます。新茶に硬くなった古い茶葉が混じらないように、摘み取る面(摘採面)をキレイに整え、来年の新茶の準備はおおかた終了。冬に撒く、堆肥の仕込みなどもします。

 

 

冬期

 

[ 11〜2月 ] 休眠期 土を耕したり、茶樹を切り落としたりはしない。籾殻のフカフカした堆肥を土に2cm程撒いて、来年の新茶に備えます。